国指定有形文化財になっている規模の大きい古民家。内部見学も出来てラッキーでした。
- 4.0
- 旅行時期:2025/09(約3ヶ月前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
宮城野・若林・名取 クチコミ:66件
洞口家(ほらぐちけ)住宅は、江戸時代に建てられた規模の大きい農家古民家。
敷地1,500坪以上、周囲は幅3mの堀と居久根(いぐね)と呼ばれる防風林に囲まれて、母屋のほか、表門、厩、蔵などが配置されています。
現在、実際にその住宅に住んでいる方はいらっしゃらないのですが、敷地内の新しいお宅にご在宅時には、母屋の内部見学も可。
お休みは月曜日(祝日の場合はその翌平日)、年末年始(12/29~1/3)ということですが、臨時のお休みもあるという事なので要注意。
私はJR名取駅東口から出ている≪なとりん号≫と言うバスの≪ゆりあげ線≫で行ってみました。
多賀神社バス停下車後、徒歩で10分足らずの距離になります。
このバスは便数が少ないので、次の≪なとりん号ガイドブック(2025年4月改訂版)≫でチェックして行くといいですよ。
https://www.city.natori.miyagi.jp/uploaded/attachment/18518.pdf
農家とは思えない立派な表門とそのそばに立つ桜の木の大きさにまず驚き。
桜の花の時期に来たら一層風情がありそう。
表門は現在は使われていないようで、その脇にある道から敷地内に入って行ってみたところ、その日はたまたま晴れて爽やかな天候だったからか、母屋の風通しをしている住民の方がいらっしゃってラッキー!
快く内部や敷地内見学もさせてくださいました。
母屋では、ぜひ屋根を支える梁を見上げてみるといいですよ。
ねじれたり曲がった木材が多用されているんですが、そのがっちりと武骨な造りに当時の大工さんたちの技が詰まっているように見えました。
広い土間と座敷の間には仕切りが無い珍しい造り。
冬には相当寒かったのでは。
座敷は田の字型になった四間取りで、名取地方に伝わる名取型と言う特徴的なスタイルになっていました。
住民の方には色々と説明していただいたほか、昔の様子なども聞かせていただけたのがいい思い出になりました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- JR名取駅東口からは、≪なとりん号≫と言うバスの≪ゆりあげ線≫でアクセス可。本文参照。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 私が訪れた時には、ほかに一人の見学者がいただけで、ゆっくり静かに見て回れました。
- バリアフリー:
- 3.5
- 土間から座敷に上がる時には段差に注意。
- 見ごたえ:
- 4.0
- 母屋内部の造りが独特。本文参照。
クチコミ投稿日:2025/09/25
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