日隈城下として開かれた町 ~ 隈町界隈(隈町)
- 2.5
- 旅行時期:2025/02(約10ヶ月前)
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by 機乗の空論さん(男性)
日田 クチコミ:14件
日田市街の南部に位置する隈町1丁目2丁目・中本町・亀山町1丁目・本町を「隈町界隈」と指す呼称です。
元々は安土桃山時代に武将・宮城豊盛が築いた日隈城(現在の亀山公園)の城下町として開かれ、江戸時代に毛利高政によって現在の町割りが築かれました。
現在の中本町、隈1丁目、2丁目を2重の堀と土塁で囲み、要所に木戸門を設けて朝夕に開閉していましたが、安永7年の大火災以降に土塁などは除去されたといわれてます。
この界隈には商人町として様々な商家が軒を並べ醸造蔵元から、三隈川河畔には杉丸太の筏流しで木材関係の商家が軒を連ね掛屋も営み諸国への商いが盛んだったようです。
豆田町と同様に古い商家が残る古い町並みで、川端に建つ町屋は川に張り出すように敷地いっぱいに建てられているのは間口を3間程度にして奥に長い構造の家を造る所謂"うなぎの寝床"が多かったようです。
現在は三隈川に沿って日田温泉街が形成され、伴って宿・飲食店・土産物屋から付随する菓子屋や川魚屋など観光関連に従事るエリアと、昭和の時代に飲み屋街として栄えた歓楽街の顔を持つ界隈でもあります。
但し、城下町として栄えた町にしては旧遊里遊郭や旧赤線・青線の名残が見当たりませんし、その情報すら無いのが不思議です?…。
- 施設の満足度
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2.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 駅から徒歩で10分と近くて判り易い!
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 宿泊客以外は見掛けないようです?…
- バリアフリー:
- 3.0
- 普通に問題がありません~
- 見ごたえ:
- 2.5
- 豆田町ほどの風情は期待できませんが歴史的には古い町です
クチコミ投稿日:2025/09/17
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