海の絶景が素晴らしい木下家の居城 ~ 日出城址
- 3.0
- 旅行時期:2025/01(約12ヶ月前)
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by 機乗の空論さん(男性)
別府温泉 クチコミ:36件
日出町の暘谷駅から徒歩で10分も歩けば江戸時代の「日出城址」が段丘地帯に僅かな濠と石垣だけを残して今に佇んでいます(別名・暘谷城とも言います)。
江戸時代初期の旧豊後国・日出藩主・木下延俊が3万石を与えられ、段丘地帯に城下町の整備を進め城や町を築き、現在の町の基礎を成したと言われています。
城内本丸には天守閣をはじめ、各所に櫓が築かれ、本城を中心に二の丸・三の丸・外郭と三重の構えを備えていたそうで、天守は付櫓を付属する複合式の破風のない3重3層建ての層塔型で、小倉城などと同じく望楼型から層塔型の天守に移行する時期の特徴を持ったものと言われています。
現在は大半が無く僅かに修復し移転した裏門櫓と鬼門櫓と、往時の姿を残す濠と石垣だけが時を語り継いでいます。
城内の大半の部分が小・中学校の敷地に成っている為に外観からは判りません?。
しかし、本丸や二の丸からは別府湾が見渡せる眺望は実に素晴らしく、往時の殿様も同じ絶景を楽しんでいたのでしょうか?…。
その後、2代目藩主・木下俊治以降は2万5千石として幕末まで外様大名として移封も減封もされることなく16代続きました。
隣接する杵築城を居城とする杵築藩主・松平英親は3万2千石の譜代大名として睨みを利かせていたんでしょうか?。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.0
- 暘谷駅から徒歩圏内の為に判り易く便利!
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 観光客がほぼ居ません?…、静かに楽しめます
- バリアフリー:
- 2.0
- 石段や坂道が多いです?
- 見ごたえ:
- 2.5
- 穴生衆による野面積みの石垣が見事です!
クチコミ投稿日:2025/04/07
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