日本一アメリに近い街！　～　金武町社交街・新開地◎

4.0
旅行時期：2024/12（約1年前）

沖縄市・うるま市・伊計島クチコミ：14件

金武町は米軍基地・キャンプハンセンゲートから国道を挟んで広がる丘陵地帯に「社交街・新開地」はその基地と共に歩んできた経緯を持つ歓楽街です。

昭和３５年頃から急速に発展して来た社交街・新開地はベトナム戦争の影響が大きく関係する戦争景気によるです。
前線基地の在る沖縄の各基地からは連日兵士が送られ、また帰還する度に多くのヤンキーがつかの間の休養を求めて社交街・新開地へなだれ込んではドル紙幣が舞い降るほどお祭り騒ぎだったそうです…。まさに最盛期はこの世の春だったと聞きました…。

しかし、ベトナム戦争が終結し多くの兵士たちが米国本土へ帰還すると同時に社交街・新開地も賑やかさを失いながら衰退の一途を辿ったそうです。
当然ながら金武町だけではなく他の基地の町も同様の運命を辿ったのではないでしょうか？。

それでも米軍基地が在ればこそ現在も夜や休日に成れば多くのヤンキーが各々の行き付けの店で暫し休養を求めては社交街で羽を伸ばすようです（風俗街としても）～。
あれから随分と時が経ち色褪せた社交街も、戦争を知らずして勤務するヤンキーを受け入れては昔ながらの良き時代に酔いしれるのではないでしょうか？…。

日本でい一番アメリカに近い街、日本で一番アメリカンナイズされた街、日本で一番ヤンキーが似合う街、それが金武町社交街・新開地の答えだと思います。

そうした往時の町並みが残る社交街・新開地を時代の遺構としてこれからも後世に残して欲しい気持ちです。まさにここは時代が造った異国だったように思います。