幕末の急進派公家、中山忠光を祀る神社
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- 旅行時期:2024/07(約1年前)
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by たびたびさん(男性)
下関 クチコミ:160件
中山神社は、幕末の急進派公家、中山忠光を祀る神社。文久3年(1863年)の天誅組の変では大和五条挙兵の首領となったが、8月18日の政変により瓦解。幕府から逆賊として追討される中、長州に逃れますが、最後は俗論派の台頭する長州で暗殺されたと言われます。享年20歳。明治維新の先駆者という評価もあるようですが、血気にはやる行動は、後に明治天皇となる祐宮睦仁親王の叔父ということもあって、周囲の扇動によって過激な思想に染まっただけと言えなくもない。その最期も悲運と取るか自業自得と取るか評価は分かれるように思います。
並木が植えられた参道はけっこう長いし、神社の構えもそれなり。扱いとしては、はっきりと明治維新の功労者としてのものだと思います。
なお、愛新覚羅社は、中山忠光のひ孫で中国清朝最後の皇帝、宣統帝溥儀の弟、愛新覚羅薄傑に嫁いだ浩(ひろ)を祀るものです。
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2025/01/26
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