神の湖摩周湖の伏流水が美しい、神の子の名にふさわしい神秘の池

4.0
旅行時期：2020/10（約5年前）

by みおさん（女性）

小清水・清里クチコミ：1件

アイヌ語でカムイトー(神の湖)と呼ばれる摩周湖の、伏流水からできているとされることから、神の湖の子「神の子」池と呼ばれています。
神の子池の伏流水は１日12,000トンも湧き出しているとか。水深5メートルの池の水はどこまでも澄んでおり、底まではっきりと見えるのです。
年間を通して8℃と水温が低いため、青い水の中に倒木が腐らずに沈んで見える様子は、神秘の池そのもの。
オショロコマが泳ぐ姿もはっきり見ることができます。
オショコロコマはイワナの仲間で北海道のみに生息する淡水魚。
アイヌ語の「オソル・コ・オマ」で、特殊な岩魚。尾で産卵床を掘る魚の意味からきているとのこと。
美しい水に住む元気なお魚さん、ちょっと美味しそうですね(食いしん坊な私)

水面には伏流水が湧き出る時の波紋があちこちに浮かんでいて、静かな森の空気が厳かな雰囲気を醸し出し、女神様が立っていても驚かないかもしれません。
気軽に行けるのに、こんな神秘的な場所はなかなかないかもしれませんね。

摩周湖方面へ行く途中の道から行くのですが、だんだん砂利道になり、森の奥に入っていくため、この道で大丈夫？と何度も不安になりました。
辿り着くと大きな駐車場やお手洗いなどもあり、そこそこ人もいて、ホッとしました。

ガイドブックなどに秘境と書いてあることもありますが、そこまで大変な道ではなく、車で行けるので、ぜひ足を伸ばしてみてください😊