将棋と将棋駒に関する歴史を知るにはベストの場所です!
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- 旅行時期:2024/04(約2年前)
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by Lily-junjunさん(男性)
天童温泉 クチコミ:12件
「天童市将棋資料館」は、将棋の駒の生産量日本一を誇る将棋のまち天童のシンボルとして、平成2年(1992年)に開館しました。「天童市将棋資料館」へのアクセスは、JR「天童駅」の改札口を出て、左方向に進み東口へ向かいます。そのまま直進すると天童温泉街に向かう階段がありますので、降りると駅のロータリーに出ます。すぐ左手に「天童市将棋資料館」があります。
「天童市将棋資料館」には、将棋の発生と日本への伝来、世界の将棋、駒の製作工程、駒工人の作品など、将棋と将棋駒に関することを分かりやすく展示してあり、将棋が好きな人にはたまらない場所です。
ちなみに、「将棋のルーツ」を遡ってみると、古代インドにおいて遊ばれた「チャトランガ」という「さいころ将棋」であるといわれます。日本に伝えられた時期は明確ではありませんが、平安時代の11世紀頃には既に遊ばれていたそうです。それ以来、日本将棋は独自の発展を遂げてきました。また、「天童将棋駒」は、平成8年(1996年)に国の伝統的工芸品の指定を受けています。
「将棋駒のモニュメント」は、天童市の市制施行65周年を記念してJR「天童駅」東口広場に設置されたものです。「将棋駒のモニュメント」に刻まれている文字は、日本将棋連盟の「羽生善治会長」が揮毫しました。このモニュメントは、最初は一つかと思いましたが、一周してよく見ると三つの駒を組み合わせたデザインになっていました。「王将」、「将棋のまち天童」、「克己復礼」の文字が刻まれていました。「克己復礼」は「羽生善治会長」が「相手に対する敬意を忘れないように」との気持ちを込めて選んだ文字だそうです。モニュメントにある説明をみていみると、「将棋は、礼に始まり礼に終わる」と言われ、相手がいなければ対局は成立しないので、相手に対する敬意を忘れてはいけないということだそうです。
将棋の駒の形をした郵便ポストがJR「天童駅」東口広場に設置されていました。初めて見る形のポストです。今まであった将棋ポストは、ポストの上に駒のオブジェを載せたものでしたが、四角や円柱形のものでなく、ポスト自体を駒の形にしたものです。大きさは、高さが148㎝、幅が115㎝、奥行きが79㎝で、正面に「将棋のまち天童」、裏面に「王将」の文字が描かれています。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.5
- JR「天童駅」の改札口を出て左方向の天童温泉方面に向かう出口の階段を降りてすぐ左側にあります。
- コストパフォーマンス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- サクラの時期だったので資料館は空いていました。
- 展示内容:
- 4.0
- 将棋に関する歴史を十分知ることができました。日本でなく古代インド発祥だそうです。
クチコミ投稿日:2024/06/28
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