現地に行き博物館で予約して、装飾古墳の内部見学致しました。
- 4.5
- 旅行時期:2022/11(約3年前)
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by rinnmamaさん(女性)
山鹿 クチコミ:3件
熊本へ行くと途中に立ち寄りました。
この菊池川流域の「肥後古代の森」の山鹿地区には、チブサン古墳・オブサン古墳などが点在している事を、考古学好きな夫が調べて立ち寄りました。
特に珍しい「装飾古墳」が有り、見学出来る事も調べてありました。
予約は山鹿市立博物館で出来ます(AM10:00とPM2:00)です。
私達以外に3組の方が見学しました。
午前中に博物館でこの地域の考古・歴史などの知識を得てからの方が、より見学が分かり易いかもしれません。
ただ、内部見学前に学芸員さんが、野外展示前(レプリカ前)で説明をして下さいます。
チブサン古墳は東西方向に造られた前方後円墳です。
南の入り口にある石室は前室と後室があり、石室は凝灰岩を(火山岩が固まってできた岩石)ドーム状に積み上げたもので、天井は大きな一枚石。
1972年に石室の石を一部積みなおして、装飾が消えない様にコンクリート製の見学通路を建設。この様にして下さったので、今現在見学が可能になったようですね。
奥の部屋は観察窓からのぞくのですが、其処に行くのに狭い場所がありますので、ご注意ください。
のぞくと精巧な石屋形(家形の石棺)が置かれ、屋根の全体や壁の内側に赤・白・黒の三色でい色々な文様が描かれています。
ハッキリ見たはずなのに、記憶が曖昧になってしまっていて、夫に聞くと結構ハッキリ見えたと言っております。ポストカードを頂けました。
石室の入り口は江戸時代から開いていたらしく、葬られていた人やお供え物(副葬品)など残っていなかったそうです。
1921年に国史跡に指定されています。
1972年~75年に市教委員会による発掘調査・保存施設建設。
頂いたパンフレット参照。
また、以前にチブサン古墳のくびれ部付近に立てられていた「石人」は、現在は福岡県の九州国立博物館に保管されているそうです(所有者は東京国立博物館)
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2024/06/10
いいね!:6票
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