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芝東照宮

寺・神社・教会

芝東照宮 施設情報・クチコミに戻る

樹木に覆われ都会の雑踏を感じさせない居心地のよい空間です!

  • 4.0
  • 旅行時期:2022/11(約3年前)
hiroさん

by hiroさん(男性)

三田・田町・芝浦 クチコミ:16件

『芝東照宮』は、徳川家康(神号:東照大権現)を祀る全国各地に鎮座する「東照宮」において、「日光東照宮」(栃木県日光市)・「久能山東照宮」(静岡県静岡市駿河区)・「上野東照宮」(東京都台東区)とともに「四大東照宮」のひとつに数えられ、徳川家康の等身大・木造坐像となる”寿像”(木造徳川家康坐像)を御神体として祀る港区芝公園4丁目に鎮座する神社です。
この御神体である”寿像”は、徳川幕府が開かれる2年前の1601年(慶長6年)に還暦を迎えた徳川家康の命で彫刻されたと伝わるもので、その4年後の1605年(慶長10年)に徳川家康が将軍職を第2代将軍:徳川秀忠に引き継いだのち大御所として居城とした駿府城(現:駿府城公園・静岡市葵区)内に祀られています。
さらに徳川家康の遺言により、徳川家康が逝去した翌年の1617年(翌元和3年)に徳川家の菩提寺である芝・「増上寺」境内に徳川家康の法名”安国院殿徳蓮社崇誉道和大居士”から「安国殿」と呼ばれる社殿が建立され、”寿像”を奉遷したことが『芝東照宮』のはじまりとされています。
また、1633年(寛永10年)に徳川幕府・第3代将軍:徳川家光が新たな「安国殿」を建立したのちの1641年(寛永18年)になると現在の『芝東照宮』の地に「安国殿」を移転改築したほか駿府城にあった惣門を移築、さらに拝殿をはじめ鳥居・唐門などが整備されています。
明治維新後は、神仏分離令により『芝東照宮』として「増上寺」から分離しており、参道の大鳥居に掲げられている”東照宮”と書き込まれた扁額には、徳川幕府第15代将軍・徳川慶喜の跡を継いだ徳川宗家・第16代当主:徳川家達の名前が書き込まれています。
1915年(大正4年)になると1641年(寛永18年)に移転改築された社殿(安国殿)が現行法による重要文化財に相当する当時の古社寺保存法に基づき特別保護建造物に指定されていますが、太平洋戦争末期となる1945年(昭和20年)の東京大空襲により焼失しており、現在の社殿は1969年(昭和44年)に再建(権現造り・鉄筋コンクリート造)されたものとなります。
そのほか御神体の”寿像”が1963年(昭和38年)に東京都の有形文化財に指定されています。
今回は、平日の午後に芝公園エリアを散策して廻り『芝東照宮』を参拝しましたが、高低差のある地形の樹木に覆われたコンパクトな境内は、静寂で都会の雑踏を感じさせない穏やかな雰囲気が漂う居心地のよい空間となっており、また芝公園エリアを訪れる機会があれば参拝に立ち寄りたいと感じるエリアです・・・
ちなみに『芝東照宮』境内にある存在感のある御神木の大イチョウは、徳川幕府・第3代将軍:徳川家光が植樹したと伝えられており1956年(昭和31年)になると東京都の天然記念物に指定されています。

施設の満足度

4.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.0
都営地下鉄三田線・芝公園駅A4出口から直ぐです。
人混みの少なさ:
4.5
平日の午後に参拝しましたが、自分以外に参拝者はいませんでした。
バリアフリー:
2.5
境内は、高低差があり参道の大鳥居をくぐると石段を上ります。
見ごたえ:
4.0
樹木に覆われコンパクトな境内は、静寂で穏やかな雰囲気が漂う居心地のよい空間です。

クチコミ投稿日:2024/05/28

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