圧巻は讃仰殿に安置されている楊柳観音立像など7体の木彫仏
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- 旅行時期:2024/03(約2年前)
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by たびたびさん(男性)
奈良市 クチコミ:356件
大安寺は、聖徳太子が建てた熊凝精舎が始まり。官寺の百済大寺、高市大寺、大官大寺へと引き継がれ、奈良に移って大安寺に。南都七大寺のひとつであり、東大寺や興福寺と並ぶ大寺だったという歴史はかなり輝かしいものがありますね。
今の境内は、当時からするとかなり小さくなっていますが、少し歩いたところにかつて東西2基の七重塔が建っていた跡もあるので、なんとかその壮大さの一端は感じられると思います。
今回は、秘仏、馬頭観音菩薩立像の公開。諸悪を食べつくし、災厄を除くとされる仏ということで、見ようによってはその表情とか秘めたパワーを感じるものでした。ただ、圧巻は讃仰殿に安置されている楊柳観音立像など7体の木彫仏。後世修復された部分も多いようですが、やはり奈良期のもの。立体曼荼羅風の雰囲気があって、これも往時の隆盛を偲ぶには必見ではないかと思います。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
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- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2024/04/29
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