伊江島の戦中戦後が〝見せつけ〟られている資料館である。
- 5.0
- 旅行時期:2024/01(約5ヶ月前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
伊江島 クチコミ:10件
ヌチドゥタカラの家は沖縄の平和運動家である阿波根昌鴻が自宅の敷地内に開設した私設の資料館である。沖縄県国頭郡伊江村東江前に位置し、現在は一般財団法人であるわびあいの里が〝やすらぎの家〟と共に経営を引き継いでいる。
展示品は故阿波根昌鴻が収集した沖縄戦やその後の米軍による土地の強制収用・基地問題などに関する資料であり、個人の収集という側面からか〝綺麗に〟見せるという作りではなく、その品々が〝そのまま〟置かれているために、訪れる者の心を直球で打ってくるようなインパクトを与える資料館であった。
計画を立てた際に参考にしたデータが古いものなのか間違っていたのかは知らないが、入場料が必要であることを知らずにそのまま出て来てしまった。
戦争資料館というと〝悲惨〟というイメージがついて回るような気がするのだが、こちらの展示物はまた違い〝ひとつひとつ〟の資料が疑問提起を観覧者に訴えかけ、自らが〝どう思うか?〟という答えを導き出させるように思えるインパクトの強さが印象に残った資料館であった。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 伊江港から車で5分程度で到着する。
- コストパフォーマンス:
- 5.0
- 300円は高くはないであろう。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 訪れた時間帯は誰にも会わなかった。
- 展示内容:
- 5.0
- 訪れる者が答えを出すようにと訴えかけているように思えた。
- バリアフリー:
- 4.0
- 入口に小さな段差はあった。
クチコミ投稿日:2024/03/15
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