「盆正月は帰らずとも『くんち』には帰る」と言われるほど唐津住民・出身者にとって大切なお祭りを体感
- 4.5
- 旅行時期:2023/11(約6ヶ月前)
-
by RAINDANCEさん(男性)
唐津・虹の松原 クチコミ:14件
「唐津くんち」は唐津神社の秋季例大祭で、毎年11月2~4日に開催されます。「くんち」とは「供日(くにち)」が九州の方言で訛ったものらしい。神輿は江戸時代の寛文年間に始まったと伝えられ、曳山は神輿に供して神を警護する目的で造られたのが始まりなのだとか。各曳山の1台あたりの重さは2~4トン、1台あたり曳子200~400人で曳いているそうです。曳山を引く曳子は、曳山を所有する町内の在住者と町に認められた町外者に限られるとのこと。若い人たちが元気に伝統の祭を盛り上げていて、見ているとなんだか嬉しくなってしまいました。曳山がある町には曳山組織があって、そこが中心となってくんちの年間行事を通じて住民一体となった健やかな町づくりを目指している様です。複雑な現代社会、色々と苦労はあると思いますが続いていってほしいですし、伝統文化をもとに地域が活性化するような動きは日本各地に広がると良いと思います。11月2日の「宵曳山」と11月3日の「御旅所神幸」のうち午前中の「西の浜曳き込み」を見ることが出来たので満足でした。地元を離れた人が「盆正月は帰らずとも『くんち』には帰る」と言われるほど唐津住民・出身者にとって大切なお祭りを体感することができ、私たちも活力を貰えた気がします。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 1.5
- 催し物の規模:
- 5.0
- 雰囲気:
- 5.0
クチコミ投稿日:2024/02/02
いいね!:0票