豊田家歴代当主が集めた調度品などが展示されています
- 4.0
- 旅行時期:2023/11(約1年前)
-
by ぷーちゃんさん(男性)
橿原 クチコミ:28件
材木商や肥料問屋、綿花、両替商などを営み豪商となった、豊田家歴代当主が収集した掛軸や骨董品、蒔絵重箱、食器、壺、双六、古文書などが展示されています。海の堺、陸の今井とか、大和の金は今井に七分とまで言われた今井町の豪商だった姿が伝わってくる記念館です。現在、記念館向かいには1770年に建てられた豊田家住宅が建ち、江戸時代から残る建物の様子や豊田家で使用されていた家族用食器や来客用食器などが数多く展示されています。どちらも今井町の豪商として大いに繁栄していた様子がわかる展示物です。1770年ごろに建てられた建物の内部の土間は漆喰と土を混ぜた作りで、柱や梁は剝き出しで煙やススで黒くなっています。出入口の戸は人が外に出るとからくりで閉まる造りで、外から人が入れない工夫がされています。
- 施設の満足度
-
4.0
クチコミ投稿日:2023/12/01
いいね!:1票