穏やかに微笑む飛鳥時代の菩薩半跏像
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- 旅行時期:2021/10(約4年前)
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by piglet2017さん(非公開)
斑鳩・法隆寺周辺 クチコミ:7件
聖徳太子が母、穴穂部間人皇后のために建てた尼寺です。本堂には、飛鳥時代の最高傑作とされる国宝の菩薩半跏思惟像が安置されています。優しい微笑みを浮かべるこの仏像のモデルは、穴穂部間人皇后自身だったのかもしれません。
また、もう一つの国宝、日本最古の刺繍作品「天寿国曼荼羅繍帳」のレプリカも展示されていました。母、穴穂部間人皇后の後を追うように、2か月後に亡くなった聖徳太子の冥福を祈って、残された妃の一人、橘大郎女がつくらせたものです。左上に浮かぶ月面では、うさぎがお餅のような何かを搗いていました!実際には不老不死の薬を作っているうさぎとのことですが、聖徳太子の時代から、月には兎がいると考えられていたことがわかり、興味深く拝見しました。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2023/09/18
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