水仙と藤の時期のみ開園する公園である。
- 5.0
- 旅行時期:2023/05(約3年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
和田山 クチコミ:2件
兵庫県朝来市和田山町にある白井大町藤公園は、京都府との境に位置する水仙と藤の時期のみも〝季節営業〟の公園である。完成は平成11(1999)年5月で、公園面積7,000平方メートル、藤棚総延長500m、藤棚の幅4mという大きなものであり山陰随一の藤公園として知られている。公園の藤は平成8(1996)年に近くの山々から地区民のボランティアで藤の苗木(台木)を150本採取し、岡山県和気町より提供された全国的に有名な藤の穂木を接木して育成を開始して現在のような大規模な藤公園を作り上げた。九尺藤を中心とした長い花穂が垂れる種類が多く、長さは145cmにも成長し白・紫・ピンクの花穂が谷風に揺らいでそよぐ姿は本当に見事である。また会場内にある水車小屋は公園を作られたボランティアの方々の〝手作り〟のものであり、藤の花穂に囲まれた景色は、公園の風情を一段と強めている様に見えるものとなっている。藤の公園としての他水仙が咲き誇る場所として知られていることから、それぞれの花の時期に限っての開園であるために、例年いつからいつまでの開園期間ということが決まっておらず、花の開花状況に合わせての開園となるために、気温が上がったために開花が進んだ場合などは開園期間も早まり、今年令和5年は4月29日から5月10日迄が開園期間となっていた。基本GWが開園時期と重なるために、駐車場待ちの車の渋滞が酷く、管理組合ではイオンモール和田山から運行している無料の〝シャトルバス〟の利用を推奨している。今回は車で乗り付けたために駐車場待ちをしなければならなかったが、ライトアップが本年も中止されたことから夕方からの来園者はそれほど多い訳ではなく、我慢できない程の待ち時間を要した訳でもないことはラッキーであった。昼間に眺める様々な藤の花を見られることは、初夏の風物詩として楽しめるものとはなるが、それが夜にライトアップされるとどの様なものになるのか興味深いものに思える。花の時期に合わせて行かねばならないことから上手く休みを合わせられるかどうかという〝現実的な理由〟はあるものの、もし来年ライトアップが行われたならば是非とも訪れたいと思える場所であった。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 和田山駅から車で10分。
- 景観:
- 5.0
- 地形を上手く利用しているようだ。
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 夕方なので少なめらしいがそれでも多い。
- バリアフリー:
- 3.0
- 足元は芝生敷と土が多い。
クチコミ投稿日:2023/07/30
いいね!:3票
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