仙台空襲などについて学べる施設
- 3.5
- 旅行時期:2023/07(約2年前)
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by 毛利慎太朗さん(男性)
仙台 クチコミ:49件
7/5(水)の15時台に訪問。
場所は広瀬通から、南に2本ずれた通りに面している。
地下鉄やバス停からも5,、6分といった立地。
仙台駅からだと約25分で、ちょっとした散歩感覚といったところか。
見学者は私他1、2名といったところで、ゆっくり見学することができた。
外観はいわゆる「ハコモノ」といった印象で、常設展示室は思ったよりスマートな印象。
地下に企画展示室があるとみられる。
展示物の流れは戦前の仙台→仙台空襲→戦後の復興の歩みといったところ。
低廉な入館料で「命」について学べるのはありがたいが、1つひっかかる点が。
「岡崎栄松」に関する資料を拡充させてほしいところ、氏は公選初代市長で、後藤新平伯の関東大震災の帝都復興事業を参考に、勾当台公園や定禅寺のケヤキ並木を整備し、戦後復興に尽力した。
当館は数年後に閉館予定で、後継施設の話がまだ出ない段階であるが、仮に後継施設ができたのであれば、この点留意してほしいところ。
さて、展示物で印象に残ったのは、防空壕についての解説である。
市民の多くは地下に穴を掘って、ふたをかけたような非常に粗末な造りの防空壕に避難したためか、300名ほどが犠牲になったとみられる。
とにかく、モノに対する過信は命を縮める、そんなことに気づかされたというか。
これは戦争のみならず、災害など緊急時全般にもいえるのではないか?
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 地下鉄は大町西公園、バスは東北公済病院・戦災復興記念館前が最寄り
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- 入館料大人120円、障がい者割引あり
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 少ない
- 展示内容:
- 3.5
- 素晴らしい施設だが、1つだけひっかかる点も
- バリアフリー:
- 3.5
- 展示室へ向かうスロープとエレベータあり。
クチコミ投稿日:2023/07/08
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