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全ての料理に一工夫が感じられる上質さとボリュームに大満足

  • 4.5
  • 旅行時期:2023/06(約12ヶ月前)
TOSHIさん

by TOSHIさん(男性)

横浜 クチコミ:40件

横浜にオープン以来、高齢の母が行ってみたいと言い続けていたザ・カハラホテル&リゾート横浜。その最上階に当たる14階のリストランテをようやく訪れることが出来ました。これまで日程が合わず、母の日にも予約が取れなかったのです。
オープンの11時半までは、3階のショップや14階ロビーからの眺めなどを楽しんでいましたが、ロビーに居る方々の多くはこのレストランの予約者であったようでした。
中に通されると、窓に向かってシェル型の座席が並べられており、半個室のような造りです。眼下の臨港パークはもちろん、パシフィコ横浜もノースも含めて高さが無いので、ハンマーヘッド(新港埠頭)やベイブリッジまで見通せる眺めの良さが魅力です。
予約しておいたのはPassione~パッシオーネ~というランチコース(春~初夏のメニュー)でした。
まずアミューズとして出て来たのは「トマトのコンソメジュレ 軽い口当たりのエキューム仕立て 天使海老のマリネ」。天使の海老のぷりぷり食感にまず掴まれました。香り立つグリュイエールチーズを大量に練り込んだ柔らかいスコーンのようなものも添えられていました。
前菜は「スコットランド産アトランティックサーモンのマリネ ミモザ風桜のチップで瞬間スモーク」。透明なガラスのカバーを開けると、桜のチップで燻された煙がふわっと拡がりました。薄くスライスして重ねた細かい仕事をチーズとアンチョビ2種のクリームが引き立てていました。
パスタは「旨みを凝縮させた桜エビと春キャベツのオレッキエッテ」。こちらも蓋を開けると桜エビの香りにテーブルが包まれました。オレッキエッテという丸く平べったいパスタは初めていただきましたが、適度な歯応えがあり大量の桜エビと相俟って満足感のある一皿でした。
魚料理は「香ばしく焼き上げたホタテのポワレ 春の訪れを感じるお野菜 コンソメスープに浮かべて」。芯までは火が入っていないものの表面には結構焦げ目を付けたホタテ貝の香ばしい感覚は初めてのものでした。蕪や空豆などの春野菜も上品で透き通ったコンソメに絶妙にマッチしていました。
肉料理は「しっとり真空調理した鶏むね 芳醇なアロマ マデラを効かせたソースモリーユ」。皿の中央に鎮座する一見チーズケーキかと思うものが鶏むね肉です。ナイフを入れようとすると少し驚いてしまうほど弾力があるのですが、口に運ぶと実にしっとりと柔らかい不思議な感覚です。マデラ酒のソースはもちろん旨いのですが、モリーユ茸のソースがこれまた絶品の香り立つ美味しさでした。
そして、コース終盤には、予め依頼しておいたメッセージプレートがサプライズで運ばれて来ました。デザート皿に飾り付けがされている程度だと思っていたら、プルメリアなどハワイアンな花々を敷き詰めた「大作」が登場して私の方がびっくりしてしまいました。「予約時に料金の話は出なかったが…とちょっと心配するほどでしたが、無料のサービスでした! もちろん母は大感激してくれました。
アシェットデセールは、その名の通り大皿にさまざまなケーキが盛り合わせられたもの。今日はベリー系のソルベ・オペラ・林檎のタルトタタン・マンゴーのレアチーズケーキでした。
コーヒーも素敵なカップで供されました。紅茶のミルクもちゃんと温められたものでした。おかわりすると色の異なるカップで届くという気遣いにも驚きました。
小菓子としてレモン風味のマカロンとオレンジピールのチョコがけも別皿で用意されました。
一皿一皿香りにもこだわった工夫があり、かつ満腹になるほどのボリューム。また、テーブルに現れる複数のスタッフには皆、細かい気配りと明るさがあるのです。地下駐車場も4時間分のサービスでした。予約で満席になっている理由が解かった気がしました。ご馳走さまでした<(_ _)>

施設の満足度

4.5

利用した際の同行者:
家族旅行
一人当たり予算:
10,000円以上
利用形態:
ランチ
アクセス:
4.0
コストパフォーマンス:
4.0
サービス:
4.5
雰囲気:
4.5
料理・味:
4.5

クチコミ投稿日:2023/06/04

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