昭和の三陸大津波で、吉浜川河口の200m沖合から打ち上げられた30トンの大岩
- 4.0
- 旅行時期:2022/05(約3年前)
-
by SUR SHANGHAIさん(女性)
大船渡 クチコミ:20件
≪吉浜の津波石≫があるのは、三陸鉄道北リアス線の吉浜駅から徒歩10分ほどの吉浜川河口そば。
岩の脇には説明看板が出ているので、普通の岩と間違えることはありません。
ここの津波石は、昭和の三陸大津波で吉浜川河口の200m沖合から打ち上げられた物で、重量は30トン。
それだけでも、津波の威力の恐ろしさがまざまざと感じられる場所。
三陸海岸には他にも津波石がありますが、見比べてみたい方は寄ってみては?
実は吉浜の津波石は、一度は道路整備のために埋められてしまったのだそうですが、それが再発見された時の来歴が説明看板に出ています。
それに、岩の表面をよく見ると、碑文が刻まれています。
それだけ見ると読みにくいですが、別の説明板にはその内容も書いてありました。
上記二つの説明板の内容については、この口コミと一緒に投稿する画像でご確認ください。
津波石だけだとすぐ見終わるので、周辺の海岸線や、駅寄りの高台の車道沿いに並んでいる古今の津波記録などの石碑なども見て行くといいと思います。
吉浜には、震災伝承内容の絵本を出している̚日本一小っちゃな本屋さんのカドベッカ書店もあります。
そこで購入した『吉浜のつなみ石』の絵本にも、津波石の由来が描かれていていいお買い物になったと思います。
- 施設の満足度
-
4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 三陸鉄道北リアス線の吉浜駅から徒歩10分ほどの吉浜川河口そばにあります。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 私が訪れた時には、ほかに人影無し。
- 見ごたえ:
- 4.0
- 30トンもある大岩を打ち上げた津波の威力に畏怖を覚えます。
クチコミ投稿日:2023/05/07
いいね!:1票