樽前山頂からの湖の眺めは風不死岳が隠す
- 3.5
- 旅行時期:2023/03(約3年前)
-
-
by しそまきりんごさん(男性)
支笏湖 クチコミ:21件
湖岸からの湖の眺めは、車やバスなどで楽にアクセスできるものの、平面的で、むしろ恵庭岳や風不死岳ほかの周囲の山並みの景色を合わせて鑑賞する感じです。しかし、湖の周囲の山に登ると、立体的でダイナミックな景色となり、湖の大きさや青さなどがよく感じられるようになります。
ただ、周囲の山に登るには、車などで行ける山は無く、自力で登山しなければなりません。
そのうち、紋別岳(標高866m)は、山頂にある電波塔まで道路が続いているのですが、通れるのは作業用車両のみで、一般の車は登り口のゲート前で止められてしまいます(駐車場あり)。しかし、標高248mにある支笏湖からは、紋別岳山頂との標高差618mも手ごろで、支笏湖温泉街から歩いていけるほどの近さで、一番登りやすい山と言えるでしょう。
次にイチャンコッペ山も標高829mと、それほど高くないのですが、登山道は紋別岳より急でしっかりとした山道となります。山頂から支笏湖全体がちょうどよいバランスで眺められる山だと思います。
イチャンコッペ山とは逆側の風景になりますが、風不死岳も良いのですが、標高が1102mと、より高くなり、登山道もよりハードになります。
そして今回は、樽前山山頂から眺めてみました。夏山としてはダートの道を7合目まで車で行って、そこから標高差350mあまりを1.5kmで行く登りやすい山ですが、支笏湖の眺めとなると、目の前の風不死岳が邪魔をして、湖の3分の1ほどしか見えませんでした。7合目もしくは見晴台からの眺めも、山頂まで行かなくても既にその片鱗が感じられるので、時間がない場合や体力的にキツい場合、あるいは、溶岩ドームではなく、湖や下界の景色を眺めるだけでよいのならば、山頂まで行かなくてもよいのかもしれません。
- 施設の満足度
-
3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 景観:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
クチコミ投稿日:2023/03/06
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する