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松江城 施設情報・クチコミに戻る

堀尾家の未来を託して・・・。

  • 5.0
  • 旅行時期:2022/11(約2年前)
旅好者さん

by 旅好者さん(男性)

松江・松江しんじ湖温泉 クチコミ:44件

国宝だ、国宝ではないと一時揉めた松江城天守閣ですね。松江神社にあった「祈祷札」が決め手となって、無事に国宝に復帰しました。築城は秀吉、家康に仕えた武将・堀尾吉晴です。吉晴は、1599年(慶長4年)に、家督を息子の忠氏に譲り、57歳で隠居しています。1600年(慶長5年)の関ヶ原後、忠氏が出雲・隠岐両国を拝領したことに伴い、安来の月山富田城に入城します。この城は、難攻不落と言われた戦国大名尼子氏の居城だったものですが、山城ですから平地が少なく近代的なお城の立地としては不向きだったのです。
領内で、松江が最適地だったのでしょうね。当時の幕府は第2候補地を認可する傾向があった様ですが、当て馬としてどこを第1候補として申請したのか興味のあるところです。1607年(慶長12年)から築城を開始していますが、当主だった忠氏は1604年(慶長9年)に亡くなっていて、時の当主は吉晴の孫である忠晴となっていましたが、まだ、11歳ですから、65歳の吉晴が老骨に鞭打ち、陣頭指揮をしたのでしょう。1611年(慶長16年)の完成を見届けて、その年に、吉晴は69歳で亡くなっています。これで堀尾家も安泰と、このお城に未来を託したと思います。でも、1633年(寛永10年)に亡くなった忠晴には嗣子がなく改易となってしまうとは想像もしていなかったでしょうね、

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
友人
アクセス:
3.0
人混みの少なさ:
4.0
見ごたえ:
5.0

クチコミ投稿日:2023/01/14

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