潮来観光はアヤメの次に源頼朝の創建と伝わる紅葉の長勝寺(ちょうしょうじ)が名高い。
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- 旅行時期:2022/11(約3年前)
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by jijidarumaさん(男性)
潮来 クチコミ:3件
≪潮来観光はアヤメの次に源頼朝の創建と伝わる紅葉の長勝寺が名高い。≫
【長勝寺(ちょうしょうじ)】
〒311-2424 茨城県潮来市潮来428
臨済宗妙心寺派に属し、海雲山と号する古刹である。
源頼朝が文治元年(1185年)、鹿島に隣接する、この地に武運長久を祈願して創建したと伝えられている。国・県・市指定の文化財を数多く所有し、潮来市の史跡めぐりには欠かせない寺である。
長勝寺はあやめ園や潮来駅からだと歩いて数分の距離にある。桜の4月上旬、あやめの6月上旬、紅葉の11月頃は特に多くの参拝者が訪れると云う。
2017年5月にあやめ園観光に来て、一度長勝寺を訪れた事があるが、その時は緑に満ちた寺の景観でした。
秋の紅葉も知られていると云う事で、今日の行程の最初にこちらを訪れた。
楼門(山門)は水戸光圀の命令によって元禄13年(1700年)に長勝寺に移築されたものである。その謂れもあってか、なかなか素晴らしい楼門で、紅柄塗りが美しい。
(茨城県指定有形文化財)
紅葉の参道を進むと、長勝寺で知られた菩提樹の大木2本、茅葺きの屋根が珍しい本堂、方丈、書院、庫裡の建物、松尾芭蕉の碑などが紅葉と共に在る。
潮来八景の海雲山 長勝寺と言う枕詞付きで語られるが、
<潮来八景>は江戸時代の後半1839年に書かれた『潮来図誌』に記載されていることから来ていると云う。
国の重要文化財(旧国宝)に指定されている長勝寺の*銅鐘(晩鐘ばんしょう)の銘文中に「客船夜泊常陸蘇城(かくせんやはく ひたちのそじょう)」の語が記されており、中国蘇州を彷彿させる当時の潮来の繁栄と風光明媚な情景をうかがい知るうえで貴重な資料となっている。
<潮来八景>を知ると、この銅鐘を囲む紅葉はまた格別な景観に見える。
(2022年11月22日訪問)
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.5
- 人混みの少なさ:
- 4.5
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2023/01/11
いいね!:8票
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