与力窓が在る武家門と屋敷 田塩家武家屋敷
- 2.5
- 旅行時期:2022/10(約3年前)
-
-
by 機乗の空論さん(男性)
御所・葛城 クチコミ:13件
旧高取藩・土佐街道沿い麓に位置する「田塩家武家屋敷」は現存する植村家と並ぶ数少ない武家屋敷の一つです。
江戸時代に建てられた武家門や屋敷は築300年以上と言われ当時の面影を残す与力窓は珍しいもので横に庇を用いた格子造りの窓で、一般的な縦の物よりも横向きによく観える為と言われる武者窓とも言われてます。
また、屋敷の玄関脇の壁にも横の格子がありその窓から周囲を監視をしていたのでしょうか?。
現在もお住まいなので一般公開がされてないので屋敷内は判りませんが、後世に歴史の証しとして残して頂きたいですね。
因みに与力とは武家社会での代表的な職名で江戸時代では同心と共に上官の補佐役であり、同心の上司であり今でいう管理職のような職名です。また、与力は乗騎が許された為に馬も合わせて単位は騎であり寄騎とも書きます。
ならば田塩家は与力窓があったことから藩の職名は与力であったのでしょうか?、などと想像するのが楽しい歴史の一幕です。
- 施設の満足度
-
2.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦
- アクセス:
- 2.5
- 旧土佐街道沿いの麓に位置する
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 観光客も皆無でした
- バリアフリー:
- 3.0
- 観る分には問題ありません
- 見ごたえ:
- 2.5
- 外観しか観ることが出来ません
クチコミ投稿日:2023/01/09
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する