旧高取藩２万５千石の街道筋　～　土佐街道

3.0
旅行時期：2022/10（約3年前）

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旧高取藩２万５千石の城下に整備された「土佐街道」は高取山に建つ高取城麓から城下の中心へと真直ぐ続く道で、藩主や家老屋敷が建ち並びその周りには家臣などの武家屋敷や町民が営みを取る商家や町家が５００軒ほども建ち並び往来と物資の流れには無くてはならない藩を支えて来た経済的要所であったに違いない。

高取の旧地名を土佐と言いその名から土佐街道と言われ、そのまま北上をすれば大和高田宿や橿原・今井郷から天理宿や大和郡山藩、奈良町・京の都へと通じたようです。

現街道筋には街の駅城跡や高取観光案内所夢創館に薬の資料館など観光スポットや無料駐車所も含めて整備されているので利用し易く便利です。
但し、車での利用の際は一方通行で車幅が狭いので散策する観光客には最善の注意が必要です。

他の観光地ほど観光化されてないので昔ながらの街道沿いに建つ商家や町家の風情が楽しめる景観が観られます。
城下町としての武家屋敷が建ち並ぶ景観は残念ながら一部しか残ってませんが、旧家老屋敷の植村家長屋門や田塩家武家屋敷に高取城・総門跡土塀などが名残りとして残されてます。

天下一の山城と言われる高取城へは途中からは徒歩でしか登れないので脚力が必要と成ります。
聞けば登山道は整備されてるのでハイキングとして歩いてもらえれば子供でも大丈夫のようです。