後世に語り継がれる震災遺構
- 4.5
- 旅行時期:2022/10(約3年前)
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by 凪さん(男性)
浪江・富岡・川内 クチコミ:15件
浪江町の請戸にある旧請戸小学校。海からすぐの場所にあるので津波が来たことは容易に想像がつきます。津波に飲み込まれた小学校が、そのままの形で残された震災遺構。福島県には、多くの震災遺構がありますが、震災遺構を訪れたのは、ここが初めてです。中に入ると、パネルや資料がそろっています。そこを見てから、いよいよ小学校の中に入ります。壁がぶち抜かれた教室。ぐにゃりと曲がった鉄骨。落ちた天井にめくれ上がった体育館の床。どれも津波のすごさを語り継ぐには十分です。津波は、2階の高さまで襲ってきたそうです。しかし、すごいのは震災時、82人いた児童が全員助かったということです。1,5キロ離れた大平山と言う山に避難して助かったということです。教職員の的確な判断が犠牲者を出さなかったのですね。このことは、ぜひ語り継いでいってほしいものです。大切な震災遺構を見ることができました。
- 施設の満足度
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4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 1.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- バリアフリー:
- 2.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2022/12/01
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