失われつつある、旭町支線(三井化学専用鉄道)の跡
- 4.5
- 旅行時期:2022/10(約3年前)
-
-
by Decoさん(男性)
大牟田 クチコミ:205件
世界遺産の構成施設でもある「三池炭鉱専用鉄道敷跡」。
一般的に知られているのは、宮原坑付近から三池港までの区間で、既に1997年の閉山で運行は終わっています。
しかし世界遺産に認定されていないものの、閉山後も唯一2020年5月まで運行されていた区間があります。それはコンビナートとJR鹿児島本線との連絡に使用されていた旭町支線。旧宮浦駅(宮浦石炭記念公園の裏側)からJR鹿児島本線に接続し、仮屋橋操作場までの区間で、閉山後は三井化学専用鉄道となっていました。
2020年まで現役だったことで、今も線路などが見られる場所もあります。
線路が見られる区間は、宮浦石炭記念公園の裏側(東側)。石炭記念公園からも見えますし、その北側の企業の裏の道からも見られます。また、線路とコンビナート西側に添って一般道路が走っていて、こちらかもよく見えます。
また、町中ではほぼ線路が撤去されていますが、国道208号線を横切る部分(ホテルニューガイアオームタガーデンの前あたり)だけは残されていました。
私が訪れたときには、まだ電気機関車も見ることができましたが、運行終了から二年余りを経て、次第に線路や関連施設が撤去されています。
世界遺産に認定されていない区間ではありますが、興味のある方は早めに見られることをおすすめします。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- 家族旅行
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/11/21
いいね!:7票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する