100年の大正浪漫を越えた駅 ~ 門司港駅
- 4.0
- 旅行時期:2022/09(約2年前)
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by 機乗の空論さん(男性)
門司・関門海峡 クチコミ:22件
旧九州鉄道の発祥の地・門司駅は大正3年に0哩標としてここから九州全土へレールが敷かれ、時を越えて現在の「JR門司港駅」と成り築100年も超える歴史ある駅舎は修復改築され令和の時代に蘇って来ました。
誰もが魅了されるその外観はルネサンス様式を基調としマンサードと呼ばれる大きな屋根と、2階建ての中央棟と平屋建ての東西棟から成るそのバランスの美しい姿。
外壁は石造り風のモルタル塗りと装飾が施され、壁面上部には銅板張りの小さな庇とパラペットが回り、マンサード屋根には天然スレート葺きや金属板瓦棒葺きとし、各所にドーマ―窓を設けてます。
正面中央頂部にペディメントと大時計を設けてますが、大時計は大正7年に設置されて以来駅のシンボルとして親しまれています。
このレトロで重厚感の在る堂々たる姿はこれからも時を越えて受け継がれていくものでしょうね。
また、起点駅であり終着駅で在る駅舎に向かって放射線状に広がる線路と長大な旅客用の2つのホームはレトロな駅名標と温色ペンダントライトが列車を迎え、旅情を掻き立てるホームは見所の一つです。
他にも構内には様々な名所・旧所が点在してるのでそれらを巡るのも思い出の楽しみですよ。
- 施設の満足度
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4.0
- 施設の快適度:
- 4.0
- 2019年のグランドオープン以来格段にアップ!
- バリアフリー:
- 3.0
- 普通に利用するなら問題ありません~
クチコミ投稿日:2022/11/01
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