往時を偲ぶ国際ターミナル港 ~ 旧大連航路上屋
- 3.0
- 旅行時期:2022/09(約2年前)
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by 機乗の空論さん(男性)
門司・関門海峡 クチコミ:22件
門司港レトロ地区からは少し外れますが正面に関門海峡ミュージアムが在るので判り易い「旧大連航路上屋」は昭和4年築の旧門司税関1号館・屋上として建てられたもので、大陸への一大拠点として大連航路の待合室・門司港国際ターミルとして利用されてました。
当時はここが埠頭としてその岸壁沿いに長―い建物が必要だったのでしょう。
今も残る1階玄関のファサード脇の半円の監視室と、幾何学形態を取り入れたアールデコ様式が特徴で素晴らしいです。
1階で搭乗手続きをして2階へ上がり搭乗口へと向かうスタイルは船から飛行機へと変わっても仕組みは同じです。
長―く続く回廊では大勢の見送りの人々が紙テープを投げたり、手を振ったりと別れを惜しんだことでしょう!~、現在とは違って海外への旅たちはそう簡単なものではなかったはずですからね。
きっと乗客だけの泣き笑いのドラマがそこにはあったはずだと思います。
そして、この門司港と同じだけの名所・旧跡にドラマが中国・大連の町にも在ります。
大連は大陸の入口として栄えた港町です、だからそこには日本の出先機関が多く残っています(日本人街も存在しましたからね)。
往時の大連は日本の植民地として、また隣国の満州国も統治支配してましたから多くの日本人が出稼ぎや移住もあってそれは栄えたそうです。
その海上交通の要所だったこともあって門司/大連間の航路が発展したわけですね。
1階は往時の大連航路を偲ぶ様々な資料や船舶モデルに用具などが展示されてます~、特に船舶に関することが多いくので船マニアの方にはぴったりかも知れませんよ!。
また、併設さてる「松永文庫」という映画・芸能に関する資料館も懐かしくて好いです。
共に無料で空いてるのでゆっくりと見学が出来ます。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- JR門司港駅から左手海岸沿いを徒歩で5分
- 人混みの少なさ:
- 3.0
- 空いてます!…、回廊は必見です、
- バリアフリー:
- 3.0
- 階段・エレベーターも完備してます
- 見ごたえ:
- 3.0
- 1階の資料館は船好きには堪らないかも?
クチコミ投稿日:2022/10/27
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