歴史好きにはたまらない場所です。
- 5.0
- 旅行時期:2022/07(約3年前)
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by nichiさん(男性)
東山・祇園・北白川 クチコミ:21件
秀吉の側室であった淀殿が、父である浅井長政の弔いの為に1595年に建てた寺です。
ほどなく焼失し、やはり浅井長政の娘で淀殿の妹である、お江が1621年に再建してます。
つまり関ヶ原の21年後ですね。
お江は徳川2代目将軍の秀忠の妻。
そもそもお寺の名前である養源院は浅井長政公の戒名そのもの。
もう敵味方がグシャグシャの中でメッチャクチャですね。
なんで、徳川の時代に、お江は父である浅井長政の養源院を再建できたのか?
これは、関ヶ原の前哨戦と言われた伏見城の戦いで徳川方は三成方に大敗したわけですが、その時の血で汚れた床板を天井にすることで、自害した徳川方の鳥居元忠らを弔ったから再建できたんですね。
お江も考えましたね~
拝観料は
600円×3名。
中は撮影禁止。
血天井の細かい説明と、伏見城の戦いにおける徳川方の策略など、面白いお話をたくさんお聞きすることができました。
俵屋宗達の杉戸絵・襖絵があるのであすが、これがまた見事で、見入ってしまいました。
俵屋宗達の絵を美術館ではなく目に前で見ることができました。
白象 唐獅子 麒麟
斬新で大胆で奇抜。
この3つの絵は面白かったです。
俵屋宗達の絵に驚きました。
それにしても歴史の舞台になった小さい寺に大きな物語があり、訪れてみたかったわけです。
解説の方のお話も面白く、興味深く拝見しました。
- 施設の満足度
-
5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2022/10/09
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