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大滝ダム(おおたき龍神湖) 施設情報・クチコミに戻る

竣工まで長い年月がかかったが、幾多の困難と地元の方々の理解で竣工したダム、近年の開放型ダムなので見所満載

  • 5.0
  • 旅行時期:2022/06(約2年前)
kasakayu6149さん

by kasakayu6149さん(男性)

川上・東吉野 クチコミ:3件

大滝ダムは2013年(平成25年)竣工の重力式コンクリートダム

ダム天端は非常に幅が在りますが車両は通行止めとして遊歩道として開放されています。
国道169号線から普通にアクセスするとダム左岸に到着し、ダム右岸にある管理所へ車で赴くには下流部より右岸側を遡る必要が在ります

「大滝ダム」によって形成されたダム湖は「おおたき龍神湖」と言います
大滝ダムは吉野川に造られましたが吉野川の源流は日本有数の降雨量を誇る大台ケ原、洪水調節分として「貯めしろ」を確保するため水位を少し下げています。仕方ないとは言え湖岸の地肌が露出している姿は少々痛々しく見えてしまいます。
ダムがある紀伊半島を代表する大河「吉野川」は大台ケ原を源流とし吉野路を下り、和歌山県に入ると「紀の川」と名前を変え和歌山市街で紀伊水道に注ぎます。

比較的近年に竣工した大滝ダムは計画自体は古くからありました。しかし「東の八ッ場・西の大滝」と呼ばれるほど立ち退き交渉等が難航し政治にも振り回され、計画から竣工まで長い長い年月を要しました

その間にも他箇所で多くのダムが完成し、役目を終えた設備を移設して利用されました。それらは大滝ダム竣工と共に役目を終えましたが、ダム右岸には富山県の黒部ダムの工事でも用いられた移動式ケーブルクレーンが記念として残されています。天端より更に高台に在りますが一見の価値ありです

大滝ダムの工事が難航している間に、世情が変わり時代が流れました
経済最優先の時代から開放や見学などを考慮しないダムから、開かれたダムへ、バブルが弾け見学等は出来てもコスト削減重視の単一的なデザインのダム、そしてコストは重視しつつも最大限(良い意味で)遊び心を持ったダムへ
大滝ダムの上部のアーチデザインは全国で初めてアンケートを実施して、衣装が決定されました。

竣工まで長い年月がかりましたが幾多の困難と地元の方々の理解で竣工したダムです。近年竣工の地域に開かれたダムなので見所満載です。

尚、ダムカードはダム右岸の管理所で頂くことが出来ます

施設の満足度

5.0

利用した際の同行者:
一人旅
アクセス:
4.0
マイカー訪問での評価
人混みの少なさ:
4.5
平日訪問での評価
見ごたえ:
5.0
意匠も良いしクロベノエキからの眺めも良し

クチコミ投稿日:2022/09/07

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