九州最古の喫茶店で食べるトルコライスと、お店発祥のミルクセーキ
- 4.0
- 旅行時期:2022/08(約2年前)
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by おけいはんさん(男性)
長崎市 クチコミ:54件
思案橋電停から浜町アーケード入口に向かい、アーケード入口から反対側すぐのところにある洋食店。創業大正14年、1925年創業の九州最古の喫茶店とも言われるお店で、トルコライスやミルクセーキが有名なお店。多くの来客や文化人、知識人で賑わったサロンのようなところでもあります。ちなみに、店名の「ツル茶ん」は、長崎港が「鶴の港」と呼ばれていることから、「鶴の港の長崎にはじめて生まれた喫茶店」という意味だそう。
サクラダ・ファミリアで有名なアントニ・ガウディをイメージしたというレトロ調の店内は、ツル茶んの歴史やお店に関わりのある人物の写真や文献、新聞記事などが貼り出されていて、お店の中で待っていても飽きないようにしています。
もちろん、トルコライスとミルクセーキをオーダー。ツル茶んには10種類のトルコライスがありますが、ここはオーソドックスの「昔懐かしいトルコライス」に。ナポリタン、バターライスの上にはポークカツ、さらにはカレーソースがかかっており、まさに大人の「お子様ランチ」。注文があってから揚げるカツレツは衣薄めで、揚げたてサクサク。カレーソースはあまり辛くない絶妙な味加減で、ナポリタンの味も壊さない。ナポリタンは酸味強めのトマトソースが濃いもの、全体的にはあっさりした感じ。具はありません。さすが完成された味。満足度高めです。
ツル茶ん発症とされる長崎の「ミルクセーキ」は、食べるもの。猛暑の長崎に向けて考案したもの。上品な甘さとひんやりとした食感は、かき氷ともシャーベットとも違う懐かしさも感じる味。
有名店になりすぎて、店員さんの対応が少し気になるところがないわけではありませんが、長崎に行ったら一度は行きたいお店であります。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 2,000円未満
- 利用形態:
- ランチ
- アクセス:
- 4.5
- コストパフォーマンス:
- 3.5
- サービス:
- 3.0
- 雰囲気:
- 4.0
- 料理・味:
- 4.5
- 観光客向け度:
- 5.0
クチコミ投稿日:2022/08/29
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