空也上人のお寺
- 4.0
- 旅行時期:2020/10(約5年前)
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by piglet2017さん(非公開)
東山・祇園・北白川 クチコミ:80件
空也上人が唱えた「南無阿弥陀仏」の6つの漢字が、そのまま6体の小さな阿弥陀如来像となって口から次々に現れたという伝説を、彫刻で素直に表現した有名な「空也上人立像」に会うために、六波羅蜜寺に赴きました。鞍馬山に住んでいた頃、空也の心の友だった鹿が猟師に射止められてしまい、その死を悼んだ空也は鹿の皮と角をもらい受け、皮は衣に、角は杖にして生涯愛用したという描写の通りの、わかりやすい彫像でした。六波羅蜜寺は平家が信仰したお寺でもあるので、晩年に出家した平清盛坐像もありました。
空也の時代も疫病が流行していて、病人には、梅干しと昆布が入ったお茶を飲ませていたそうです。緑茶・梅干・昆布の3点セットは、コロナ予防にもなりそうです。
朱塗りの本堂の向こうに、銭洗い弁天が祀られていました。せっかくなのでコインを洗い清め、金運を祈りました。
- 施設の満足度
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4.0
クチコミ投稿日:2022/08/16
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