お洒落とは無縁の渋いレトロビル
- 4.0
- 旅行時期:2021/09(約4年前)
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by 万歩計さん(男性)
若松 クチコミ:11件
若戸渡船の若松側で下船すると、海岸通りに面して「上野海運」の看板を掲げた古い茶色のビルが見える。三菱合資会社の事務所として、大正2年に建設された鉱滓煉瓦造り3階建の建物で、登録有形文化財になっている。お洒落とは無縁の渋いレトロビルで、敷地内にある倉庫の切妻には消えかけた三菱の社章が残っている。
現在は雑居ビルで入っていいか躊躇うが、事務所の他に物販店やカフェもあり誰でも入ることが出来る。内部は中央部分が吹き抜けになって、天井は幾何学模様のステンドグラスになっている。シミの入った壁、塗装の剥げかけた柱や手摺、各部屋にはガラスが填め込まれた木製ドアとむき出しの電気やガスのメーター、全てが渋い。建物内部の写真撮影はOKのようだ。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/08/14
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