江戸時代から明治中期に合掌の建物が建てられており、現在では20棟現存してます。
- 5.0
- 旅行時期:2022/05(約4年前)
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by nichiさん(男性)
五箇山周辺 クチコミ:8件
「合掌」は、左右の掌を合わせた腕の形。
言われて(読んで)みて気づきました。
三角形の茅葺屋根は他の地域のかやぶき屋根と全く異なります。
60度もの急勾配になっており、正三角形です。
釘は一切使わず組み立てられています。
広い屋根裏での養蚕や、土間での和紙作り、床下での塩硝作りなど、合掌造りの家は、住処であると同時に仕事場でもありました。
人々の生きる知恵が生んだ合理的な建築なんですね。
昭和10年(1935)に白川郷を訪れたドイツ人建築家ブルーノ・タウトは、「建築学上極めて論理的、合理的である」と称賛し、世界からも注目を集めることとなりました。
300年変わらぬ景色がそこにあり、どこから見ても絵になる素敵な集落でした。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
クチコミ投稿日:2022/08/01
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