静謐な空気の中で威厳を感じさせる佇まい
- 4.5
- 旅行時期:2022/07(約3年前)
-
-
by toroppeさん(男性)
松江・松江しんじ湖温泉 クチコミ:8件
ゲリラ豪雨の中で向かっていましたが、駐車場に到着すると降りやみ、一の鳥居から参道を進むと独特の空気を感じました。二の鳥居をくぐり色鮮やかな橋を渡って禊を済ませると、石垣にハート型を見つけることができました。
三の鳥居をくぐって手水舎でお清めをして立派な随神門を通ると、木々に囲まれた静謐な空気の中に立派なしめ縄のかかる拝殿が現れ、威厳を感じさせます。雨に濡れた参道や屋根、緑がよりいっそうそうした雰囲気を高めていました。
拝殿から本殿の御祭神スサノオノミコトにお参りをして、右隣の稲田神社(スサノオノミコトの妻が御祭神)にお参り。左隣の伊邪那美神社の御祭神はイザナミノミコト(スサノオノミコト、アマテラスオオミカミのお母様)。
さらに隣は、荒神社(御祭神はスサノオノミコト) と稲荷神社(御祭神はウカノミタマノカミで通称お稲荷さん)。この奥に御神水「明見水」があり、洗眼すると眼病に効き、産婦が飲むと母乳が満ち足りるそうです 。
少し戻ると、鑚火殿(さんかでん)。この神社の最大な見所は実はココだと思います。屋根は萱葺き、四方の壁はヒノキの皮で覆われ竹の縁が巡らされている独特の造りです。発火の神器である燧臼(ひきりうす)と燧杵(ひきりきね)が保管されており、祭りや神事の際にはそれを使って神聖な神火を起こすのだそうです。「鑚火祭」では、出雲大社の宮司が「古伝新嘗祭」に使用する神聖な火を起こすため、この燧臼と燧杵を受け取りに熊野大社を訪れるのですよ。ちなみに火起こしの方法はスサノオノミコトが伝えたとされています。
- 施設の満足度
-
4.5
- 利用した際の同行者:
- カップル・夫婦(シニア)
- アクセス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.5
クチコミ投稿日:2022/07/31
いいね!:0票
利用規約に違反している投稿は、報告することができます。 問題のある投稿を連絡する