【高野山・世界遺産きっぷ】発駅からの往復前提、割安感は限定的

3.0
旅行時期：2022/05（約4年前）

by g60_kibiyamaさん（男性）

ミナミ（難波・天王寺）クチコミ：159件

今回の高野山観光で利用したのは南海電鉄の「高野山・世界遺産きっぷ」です。天下茶屋駅で購入したので２日間有効で3,080円。しかしながら、その時点で微妙にスムーズさを欠いていました。この日は和歌山泊で高野山観光のあと、九度山と粉河寺に立ち寄る予定でした。南海の窓口で九度山で途中下車はできますか？と聞くと「できません」という回答。もちろん下車前途無効なわけで、行きに途中下車するはずもありませんが、九度山にフリー区間が設定されてないということは南海と和歌山県高野町の共同企画きっぷなのでしょうか。しかも、金剛峯寺ほか拝観料２割引とあり、実際の割引額が窓口ですぐにわかりません。少なくともケーブルの高野山駅と山内は往復するわけで、どう動けば得なのか詳細がわからぬまま購入。結果的に奥の院へ行った後に大門までバスを利用することでかろうじて元がとれたという結果になりました。金剛峰寺と金堂・根本大塔の両方拝観すれば一般料金よりはお得になるという微妙な価格設定。発駅から往復が前提となると、和歌山県内は高野町しかおいしくないのはちょっと強引な企画だと思いました。