天ケ瀬ダムの建設で移設された神社。
- 5.0
- 旅行時期:2022/03(約4年前)
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by たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん(非公開)
大津 クチコミ:111件
明日香から大津京へと遷宮した際、天智天皇の詔によって中臣金が祓戸の神を祀ったのが創始とされている。壬申の乱の近江朝廷軍の敗北によって一時期後ろ盾がなくなったが、奈良時代末期から平安時代にかけて天皇の厄災を祓い平安京を守護する〝七瀬の祓所〟のひとつとして朝廷の崇敬を受けることとなる。
武家時代に入ると後白河上皇や豊臣家臣渡辺勘左衛門、膳所藩主本多康俊・石川忠総などからも
社領の寄進を受ける以外にも、名神大社として延喜の制に定められる等したことから当地方の名社であったと言われている。
昭和39(1964)年の宇治川下流に天ケ瀬ダムが建設される折、水没の危険性があることから現駐車場付近の休憩大地から高台の現境内地に移設され今日に至っている。
毎年例祭の折には多くの参拝客が訪れる場所としても知られてはいるが、地元に住む子供達からは〝学校遠足〟で〝必ず訪れる場所〟と言った方がわかりやすい所でもある。高台に移転したことで境内地からは〝鹿跳渓谷〟と瀬田川・宇治川の流れが楽しめる場所となっており、参拝以外にも訪れる価値のある場所でもあった。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 5.0
- 石山駅より京阪バスで30分程。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 訪れた際には誰にも会わなかった。
- バリアフリー:
- 3.0
- 階段や段差はある。
- 見ごたえ:
- 5.0
- 社格が伺える素晴らしい建物であった。
クチコミ投稿日:2022/03/29
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