藩主の屋敷跡に残った公園

3.5
旅行時期：2019/09（約6年前）

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サクラマチクマモトの目の前にある公園で、その起源は熊本城築城当時まで遡るとか。
一帯には、加藤清正やその後、熊本藩主となった細川家の住まい＝お屋敷が明治時代まであり、広大な広さだったそう。
西南戦争で焼失し、現在、公園として整備されているのは屋敷の庭園の一部なのだとか。
子どものころ、お殿様ってお城に住んでると思ってましたが、ふだんの生活は、平地のお屋敷だったんですね。
(なんでも、城内にもお屋敷はあったけれど、不便だったとか。まあ、確かにお城に至るあれだけの坂や石段を毎回、駕籠にしろ馬にしろ移動するのは大変そう…(^^ゞ)
と、大変な歴史を刻む公園ですが、それだけに樹齢の長い大木がうっそうと茂り、見通しも悪くて、あまり憩いの場という使われ方はしていませんでした。
2019年のサクラマチクマモト開業や2022年の「花博」開催に合わせ、公園も新たに整備され、かなり思い切った伐採などが施されて、明るい感じになりました。
市街地の貴重な緑地だけに、これからも大事にしていかねばと改めて感じたりしています。