かつての大年寺への入口だった門。その独特の姿は仙台市指定有形文化財になっています。
- 4.0
- 旅行時期:2021/11(約4年前)
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by SUR SHANGHAIさん(女性)
仙台 クチコミ:274件
大年寺惣門がある大年寺山は標高120mの小高い丘陵地。
その名だけ聞くとあんまり馴染みがありませんが、この山全体は大年寺山公園にもなっていて、その西側には野草園があり、ほぼ中央にはミヤテレタワーがあると聞くと、「ああ、あのあたりか。」と見当が付く人もいるはず。
かつてはこの山の上に黄檗宗(おうばくしゅう)の禅寺である大年寺があり、そこへ通じる石段通路の入口にあるのが大年寺惣門。
元々の大年寺は明治維新後に取り壊されたそうで、今も残っているのは大年寺惣門と石段のみ。
現在、山の麓にある大年寺は後世になってから建てられたものだそうです。
大年寺惣門は1720年頃に五代藩主伊達吉村公によって建てられたもの。
高麗門(こうらいもん)の形式で屋根が五つもある独特の姿は仙台市指定有形文化財になっています。
東桑法窟(とうそうほうくつ)と書かれた扁額(へんがく)も風格有り。
大年寺山一帯は野草園も含めた大年寺山公園になっているので、散策がてら訪れてみるといいですよ。
ただ、大年寺惣門から続く石段はうんときつくはありませんが200m以上と長いので、足腰に不調のある方はご注意を。
最寄り駅は地下鉄南北線河原町駅。
私は広瀬川に架かる宮沢橋を渡って徒歩で訪れてみました。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 3.0
- 最寄り駅は地下鉄南北線河原町駅。そこから徒歩だと20分ほど。
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 私が行った時には誰もいませんでした。
- 見ごたえ:
- 4.0
- 一般的なお寺さんの門とは違った構造です。
クチコミ投稿日:2022/01/28
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