伝説は楽し!吉三郎は杵築へ
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- 旅行時期:2021/11(約4年前)
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by リラクマさん(女性)
住吉浜・杵築 クチコミ:43件
正覚寺の釈迦堂に、鉄鋳の盧舎那仏坐像が収められていました。台座左右には合わせて10体の鉄鋳の小振りな像も収まっていました。このお像は杵築の本庄の正寛寺から移されたものです。このお像に関連して伝説があるそうです。本庄の古老の間には、江戸の振袖火事で有名な八百屋お七の情夫吉三(小姓吉三郎)のお墓があると伝わっています。そして、このお像の台座に「随喜施主寂誉是三比丘」と刻まれていますが、是三比丘は吉三郎の僧名だといわれ、正寛寺のお墓にも是三の文字が認められるとのことです。そして、八坂村(本庄を含む一帯)に伝わる手鞠歌では
一つとや 人も通らぬ山道を、お七と吉三が牛を曳いて、通ろうかいな
二つとや 双股大根離れても、お七と吉三は離りゃせぬ おお離りゃせぬ
以降20番まで続くのだそうです。吉三郎は流れ流れて杵築へ辿り着き、お七の菩提を弔いながら暮らしたという純愛物語なのです。
- 施設の満足度
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4.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
- アクセス:
- 3.0
- 人混みの少なさ:
- 5.0
- 見ごたえ:
- 4.0
クチコミ投稿日:2022/01/24
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