朱色の鳥居でした。

4.0
旅行時期：2021/09（約4年前）

by 旅好者さん（男性）

高千穂・五ヶ瀬クチコミ：104件

上野（かみの）神社は高千穂の町から国道３２５号線は北方向に進み、西方向に大きく向きを変える角の辺りにありました。四季見原すこやかの森キャンプ場入口の大きな看板がありました。ここは上野という集落だと思います。朱色の鳥居でした。高千穂では初めて見た気がします。境内は広くはないですが、杉木立になっていて独特の雰囲気がありました。創建は不詳ですが、熊野から勧請されたとされ、熊野神社と称していたようです。１５４５年（天文１４年）に高千穂地方の豪族・三田井親武により再興されています。１９０２年（明治３５年）に近隣の小社を合祀して、上野神社と改称されています。御祭神は、伊弉冊命（いざなみのみこと）、事解男命（ことさかおのみこと）、速玉男命（はやたまおのみこと）など１５柱です。
神社の横に、駐車が出来る空き地がありましたので駐車させて貰いましたが、そこに大きな案内板があり「玄武山城由来」が書かれていました。後方の高い山が玄武山かと思います。そこに築かれたのが玄武山城で、豪族・三田井氏の築いた「高千穂４８城」の１つに数えられています。なぜここにこの案内が立てられているのか分りませんが、上野神社が三田井氏によって再興されていますから、地元の有志の方が、縁のところとして掲示されたのでしょうか。
　