博多~大分を最速2時間で結ぶ速達特急
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- 旅行時期:2021/09(約4年前)
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by おけいはんさん(男性)
大分市 クチコミ:18件
博多から小倉を経由して大分までの263.4kmを最速2時間で結ぶJR九州の特急。列車名「ソニック」は英語の「音速(Sonic)」が由来で、その名の通り、最高速度130km/hの速達特急。
鹿児島本線と日豊本線を通り、小倉で進行方向が反対になる。2021年3月に行われた新型コロナウイルス感染拡大の影響によるダイヤ見直しで、博多駅発9時から13時台の6本、大分発11時から16時台の5本が臨時発車化され、昼間は毎時1本となったものの、1日24往復(この他博多~中津、中津~大分、博多~佐伯の列車がそれぞれ1往復あり)運転されており、全線を通じて乗客は多い。博多から先、折尾、黒崎、小倉、行橋、中津、別府のみに停車し大分に向かう速達便と、この6駅に加えて、香椎、戸畑、宇島、柳ヶ浦、宇佐、杵築に停まるタイプがあり、早朝・夜間便は停車駅が増えます。
車両は1995年から新製投入された883系が13往復、2000年から投入された885系が11往復用いられており、後者は長崎特急「かもめ」と共用、白い車体から「白いかソニック」と区別されています。いずれも振り子式の車両であることから、カーブの多い日豊本線内での速達化に貢献しています。スマホの充電などに便利なモバイル用コンセントは、883系運行の列車は1号車の窓側席、885系運行の列車は2号車の全ての座席にコンセントがあり、それぞれの運用はJR九州のホームページでも公開しています。
ライバルは、博多・天神と大分を約2時間30分で結ぶ高速バス「とよのくに号」で、高速道路を使う高速バスは、ソニックのように小倉を経由しないので、所要時間に大差はありません。運賃も通常料金では割高となりますが、「九州ネット早特3」なら博多~大分間が2550円になるので、高速バスの最安値2300円と十分勝負ができ、快適度ではこちらが上です。
- 施設の満足度
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4.5
クチコミ投稿日:2021/11/01
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