清水の舞台でお馴染みの京都観光の大定番スポット。世界遺産にも登録されている四季折々の景色が美しい絶景が望めます。

4.0
旅行時期：2021/07（約4年前）

by mappy23377803さん（男性）

東山・祇園・北白川クチコミ：1件

奈良時代末期に修行僧である延鎮が、清らかな水が湧き出す滝を見つけ、その滝のほとりで草庵を結び修行をしていた行叡居士から霊木を授かり、千手観音を彫刻。後にこの地を訪れた坂上田村麻呂が上人の教えに感銘を受け、十一面千手観音菩薩をご本尊とし、寺院を建立したのが清水寺です。清らかな水にちなんで清水寺と付けたそうです。
一番の観光スポットが、清水の舞台。清水の舞台から飛び降りるの言葉とともに世界的にも有名になったスポットで、本堂の全面にせり出す舞台は、高さ約13メートル、床面積約190平方メートル、合計410枚ほどの檜板が使用され、特別な行事の際にここで芸能などが奉納されることから、一世一代の晴れ舞台を意味する檜舞台の語源になったとも言われています。
清水寺の名称の起源にもなった音羽の滝も有名なスポットです。約4メートルの高さから落ちてくる水を長い柄杓で汲み、願い事をしながらひとくちいただけば、願いが叶うとされています。滝の水は、金色水や延命水とも呼ばれ、健康や長寿、良縁などにご利益があるとされています。
清水寺には、重文指定された15の堂塔が建ち並び、訪れた時間や時季によってそれぞれの風情を味わえます。四季折々の日本の風景を楽しむ事ができる絶景スポットです。