あの「川豊」の真横にあり、実は270年もの歴史がある鰻屋さん(菊屋/表参道/成田山新勝寺)
- 3.0
- 旅行時期:2021/10(約4年前)
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by コタ(Kota)1号さん(非公開)
成田 クチコミ:14件
JR成田駅の前を越えてずんずん歩いて行くと、成田山新勝寺の表参道に到着。参道は約800mほどあり、昔風の商店・レストラン・お土産街が軒を連ねており、うち約100店近くが「うなぎ」を扱っているんだとか。
ここ「成田山新勝寺の門前町」は、ほぼ「日本一の鰻の街」と言えます。大昔に高校あたりで習ったかもだが、江戸時代の「田沼意次」やら「水野忠邦」らが利根川の洪水を避ける為、「印旛沼」やら「手賀沼」にその水を引き入れる灌漑事業が、江戸・明治・大正に掛けて盛んに行われた場所。
その水の豊富なこの地域で獲れた川魚を料理として出すお店が昔から多かったんだとか。
「うなぎ」もその一つ、自然に成田に行ったら、まあ「うなぎ」となっていったんだそう~。
さて、今回の『菊屋』は、あの超有名な『川豊』の真横にあり、どうしても見落とされがちですが、実はこのお店も、約270年の歴史のあるお店なんだとか(天保年間の文章に煮売屋「菊屋」として名が残っているんだそう…すげぇ…)。
私は川豊が満員だったので、隣で「いらっしゃいませ~」って、優しそうなお姐さんが呼び込みをしていたので思わず吸い込まれました。
ただ残念なのは、これほどの歴史があるのに店内の雰囲気(例えばテーブル席の背もたれの高い椅子…あれはどうも雰囲気をぶち壊している..)が、なんも「昭和的のチープな雰囲気」を醸し出していて、なんちゅうか…もっと(歴史的もあるんだから)重々しさを出せば、お客を引き込む事ができるのにぃ…と言うファーストインプレッション。
これだけ周りが鰻屋だけで競争が日本で一番激戦地区なのだから、店構にも、料理にでも、この店のオリジナリティや何か特徴を出さないと…その築き上げてきた歴史も埋もれてしまうと言う事でしょうかねぇ…ああ、勿体ない…
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- 一人当たり予算:
- 7,500円未満
- 利用形態:
- ランチ
- アクセス:
- 3.0
- サービス:
- 4.0
- 雰囲気:
- 3.0
- 料理・味:
- 3.0
- バリアフリー:
- 3.0
- 観光客向け度:
- 3.0
クチコミ投稿日:2021/10/05
いいね!:21票
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