そろそろ201系も見納め
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- 旅行時期:2021/08(約4年前)
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by おけいはんさん(男性)
新大阪駅周辺・十三 クチコミ:5件
新大阪からJR学研都市線放出を通り、JR大和路線久宝寺に至る14駅、20.2kmのJR西日本の路線。大阪市南東部から東大阪を南北に走るJR西日本の新しい路線で、新大阪~放出間は2019年3月、放出~久宝寺間は2008年3月に開業しました。日中は新大阪~放出間を16分、新大阪~久宝寺間を34分で結んでいます。
大阪中心部から放射状に伸びる各線との乗換駅が多く、始発の新大阪、久宝寺を除いた12駅のうち7駅、JR淡路で阪急京都線・千里線(淡路)、JR野江で京阪本線(野江)、鴫野で学研都市線と大阪メトロ今里筋線、放出で学研都市線、高井田中央で大阪メトロ中央線、JR河内永和で近鉄奈良線、JR俊徳道で近鉄大阪線と乗り換えができます。路線の雰囲気は、放射状の路線との乗換が多いこと、同じ貨物線を旅客化したという点で、関東の武蔵野線と似ているところがあります。
沿線は、新大阪を出るとJR京都線(東海道線)を併走し東淀川を通過。神崎川を渡り大阪市から吹田市になり、カーブすると最初の駅。南吹田。再び神崎川を渡ると再び大阪市に入り、新幹線を潜ると東淀川区のJR淡路。現在、阪急電車高架工事中で建設中の高架橋が目を引く。通称、赤川鉄橋で淀川を渡ると都島区と旭区の境を走り、与謝蕪村生誕の地の城北公園通。大阪メトロ谷町線と交差すると城東区に入りJR野江。京阪本線を越して学研都市線(片町線)と合流。ここから学研都市線と併走し寝屋川を渡ると鴫野(しぎの)。複々線は鶴見区に入り、次の放出まて続く。放出では、隣が学研都市線木津方面の列車のホームとなっていて乗換も便利。学研都市線と分かれると、東大阪市に入り西部を縦断。高架線を走ると東大阪市最初の駅となる高井田中央。このあたりからは町工場の地域を走る。以前は布施市役所のあったJR河内永和を出るとJR西日本で4番目に駅間距離が短い620mでJR俊徳道。近鉄大阪線を潜ると旅客化に合わせて高架橋となった地区を走り、JR長瀬から約2km直線がつづく。2018年3月に開業した東大阪市と大阪市平野区の市境である衣摺加美北(きづりかみきた)。直線区間が終わり左に大きくカーブ。カーブの途中で大阪市平野区となり新加美、さらに高架線を下ると大和路線(関西線)と合流、終着、再び大阪市と分かれ八尾市の終点久宝寺となる。久宝寺では隣のホームに大和路線王寺行きの列車と同じホームで乗り換えができます。
通常、1時間に4本の普通電車の運転で、平日朝に奈良からの新大阪行き、夕方に新大阪発の奈良行きの直通快速が4本、休日は上下朝、夕2本ずつ運転され西日本エリアから奈良へのアクセスが向上しました。
車両は、大和路線に乗り入れる直通快速を除き通勤型電車である緑色の201系が用いられています。しかし、2021年10月以降、大和路線の201系を順次、221系に変更、さらにおおさか東線も2022年春以降、221系への置き換えが発表されており、国鉄時代から走る通勤型電車の活躍もわずかとなっています。
- 施設の満足度
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4.0
- コストパフォーマンス:
- 4.0
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 車窓:
- 3.5
クチコミ投稿日:2021/10/05
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