夏期利用の場合

4.5
旅行時期：2021/10（約4年前）

キロロクチコミ：4件

主に冬にスキーのために運行しているゴンドラのようで、夏期は運行日が極端に限られます。2021年は7月22日(祝)~ 25日(日) 8月7日(土)8日(日). 9日(月). 14日(土). 15日(日) 9月18日(土). 19日(日). 20日(祝). 23日(祝). 25日(土). 26日(日) 10月2日(土). 3(日).9(土).10日(日)が運行日ということで、キロロリゾートのホームページに掲載がありましたが、ホームページの分かりにくい場所に掲載されていました。

営業時間は9時から15時までで、料金は大人￥1500円。シェラトン北海道キロロリゾートの建物の裏手にあるゴンドラ乗り場から乗車しますが、チケットは乗り場のところで購入し、現金のほか、クレジット払いや交通系ICカードなどの電子マネー払いができます。チケットを提示すると、キロロトリビュートポートフォリオホテルの遊湯館、森林の湯の日帰り入浴が半額の￥600円になります。

10月初めに利用しましたが、ゴンドラの標高辺りがちょうど紅葉ピークで（上部の方は紅葉クライマックス）、車中からきれいな紅葉を快適に眺めることができました（余市岳の標高1200～1300ｍ以上は既に落葉）。ゴンドラは標高約570ｍの山麓駅から標高1180ｍの朝里岳山頂駅まで、3300ｍ、約15分の空中遊覧を楽しめます。周辺の景色はゴンドラ車中からも楽しめますが、山頂駅横に椅子やテーブルが数脚ある屋外展望デッキ（ドッグラン）があって、小樽から余市の背後に連なる山並みや積丹半島、日本海などを遠くに眺めることができました。

山頂駅では風が強く寒い場合もあるので、調整できる服装が良いです。山頂駅設備としては、訪れた時はレストランは閉まっていましたが、他にトイレの設備がありました。

ゴンドラの用途として、夏期は景色を眺めるために単純往復も良いですが、余市岳登山のための足としても使えます。登山の場合は乗車前に紙ボードを渡され、乗車中に住所、氏名を記載する入山届を作成し、提出します。標高1488ｍのうち、多少の下りがあるとは言え、ゴンドラで標高1180ｍまで登るので、大分標高が稼げて楽でした。なお、ゴンドラの運行時間の15時までに駅に到着するのが重要です。