廬山寺節分会(追儺式鬼法楽)

祭り・イベント

独特のおもしろさがある廬山寺の節分行事

4.5
旅行時期：2020/02（約4年前）

by nanochip21さん（男性）

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追儺式鬼法楽は、廬山寺の節分行事です。開祖の元三大師が300日の護摩供を行っていた際に、修行を邪魔するために悪鬼が現れましたが、護摩の法力と独鈷、三鈷と呼ばれる法器をもって降伏させた故事に由来しています。
鬼法楽は鬼おどりとも呼ばれていて、手に武器と松明を持った赤・青・黒の3色の鬼が、独特の足拍子を取りながら、出現。3色の鬼は、人間の善性を邪魔する三種の煩悩を表し、赤鬼は貪欲、緑鬼が瞋恚・憎悪、黒鬼が愚痴をそれぞれ体現しています。3鬼が踊り回った後、護摩の秘法と法弓蓬莱師福娘による福餅・蓬莱豆によって逃げ出すという筋書きです。京都の数多い節分行事の中でも独特のおもしろさを持ち、当時は早くから多くの人出で大変賑わっていました。