貧困に苦労したプロレタリアート作家の旧居
- 3.0
- 旅行時期:2021/01(約3年前)
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by キャンサー50さん(男性)
浅草 クチコミ:282件
東武伊勢崎線とうきょうスカイツリー駅が最寄り駅。
とうきょうスカイツリー駅東改札口から北西へ約550mのところ、すみだ郷土文化資料館脇に説明板があります。
佐多稲子(1904~1998)は、日本の小説家です。
11歳の時に家計逼迫のため、叔父を頼って父、祖母とともに長崎から上京、現在の隅田公園内の家に身を寄せます。
小学校5年に転入したものの、家計を助けるためにキャラメル工場で働かなければならず、結局、料亭、工場、書店などで働きながら、小説や短歌を投稿。
説明板には当時の小学校の写真が掲載されていて興味を引きます。
これらの経験が、後に『キャラメル工場から』という作品にまとめられ、出世作となりました。
戦後すぐに書かれた自叙伝ともいえる『私の東京地図』には、長く暮らした向島周辺のことが描かれています。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- その他
- アクセス:
- 3.5
- 人混みの少なさ:
- 4.0
- 見ごたえ:
- 3.0
クチコミ投稿日:2021/08/30
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