新田氏の館跡

5.0
旅行時期：2021/08（約4年前）

太田クチコミ：1件

駐車場が広いお寺が、この反町館あとになります。ちょうど地図では赤城山を背後に配置されている。お寺の手水の龍がみたこともないような立派なものでした。赤城神社のものより、数段と雰囲気がありました。場所は、太田市内から近くまた埼玉の深谷からもほど近いです。
新田といえば、鎌倉幕府討幕に楠正成とともに南朝の後醍醐天皇の大将軍。鎌倉へ至るまでに小手指、武蔵の分倍河原と古代の戦場が点在していますが、まさにここから始まったのかと思うと、興味深い。資料館は、世良田にあり、また挙兵した神社や生誕の場所も近くにある。これほど、歴史の表舞台では取り上げられないのに遺跡はかなり大きいことも意味深い。太平記の里として、群馬の豪族として新田を治めた新田庄をみる手始めに良いところ。ちなみに、太田の古代遺跡には東海地方の豪族の須恵器がでており、東海より開拓し稲作が伝わったとの話もある。群馬は大きな古墳もたくさんあるので、ぜひ新田庄も合わせて巡られると面白いと思います。