安養寺の鎮守として、青蓮院の慈円が建立した「吉水弁財天堂」
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- 旅行時期:2021/02(約5年前)
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by nanochipさん(男性)
東山・祇園・北白川 クチコミ:435件
吉水弁財天堂は、八坂神社から円山公園を東へ一番奥まで登ると、東山の中腹にあります。
吉水弁財天堂は、建久年間(1190~1199年)、青蓮院の慈鎮(慈円)が安養寺を建立しました。その際、この地吉水の畔に寺の鎮守として比叡山の無動寺より弁財天を勘請したそうです。
1868年、神仏分離令後の廃仏毀釈、円山公園の整備に伴い、安養寺境内が東へ移され、弁天堂は飛地境内になって残されました。
吉水とは、この地に古くより「良い水」の霊泉が湧いていたことに由来するそうです。また法然上人が使ったといわれる閼伽水の井戸があります。かつては弁天堂北に小池があり、今はその上に堂舎が建っています。慈円は閼伽の水として常に用いていたそうです。
- 施設の満足度
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3.5
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
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- 人混みの少なさ:
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- バリアフリー:
- 3.5
- 見ごたえ:
- 3.5
クチコミ投稿日:2021/08/14
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