秋田・山形にまたがる日本百名山!バラエティに富んだ景色に感動
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- 旅行時期:2021/07(約4年前)
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by niagaraさん(男性)
鳥海山(山形側) クチコミ:1件
鳥海山は、秋田県と山形県にまたがる日本百名山です。7月後半に登りました。
出発は、湯ノ台口から。登山口までは車で行きましたが、道路には終点に45台分の駐車スペースがありますが、6時到着ではギリギリ停められませんでした。仕方なく終点手前約300メートルのところにある駐車場へ、一番乗りでした。75台ほど停められるようです。
滝の小屋-八丁坂-河原宿へ。この間は、雪渓や滝や高山植物を見ることができ、軽く沢も歩きます。
河原宿からは、大雪渓、小雪渓の登り。ここからは、この設計をトラバースする軽アイゼンを装着する人もいましたが、登山靴でなんとか行けました。
小雪渓を登り切ると、急坂あざみ坂。ここを登り切り、外輪山の伏拝岳(ふしおがみだけ)でちょっと休憩しました。
伏拝岳-行者岳-七高山を経由し、ちょっと引き返しの手前で御室小屋への道に右折し、ちょっとした雪渓を渡ると御室小屋に到着です。
連れが鳥海山大物忌神社(おおものいみじんじゃ)御本社に参拝している間ちょっと休憩。ここまで歩いてきた稜線を眺めました。
そして、背後に聳える新山ドームへ。新山の山頂へは溶岩の岩山をよじ登る。アスレチック感があり面白い!同じ難関に挑んだ人々と言葉を交わしながら、新山の山頂に到着しました。山頂は狭いので、せいぜい10人程度しか居れません。
山頂で記念撮影や居合わせた方と談笑を楽しんだあと、御室小屋に下り、昼食。ちなみに持参した水が切れたので、ここで調達しましたが、500mL程度のペットボトルが500円。歩く時間にもよりますが、最低2Lは持参した方がよいです。
七五三掛(しめかけ)-八丁坂を経由し、鳥海湖へ。東京から青春18きっぷを利用してここまで来たという方と談笑しながら雪渓のトラバースやアップダウンを乗り切りました。
ただ、ここからがすごかった。雪渓と沢登り。これまでの雪渓はロープが張ってあり、登山者も多かったので、特に怖さはありませんでしたが、この雪渓はロープもなく、歩いた形跡もない。木道は雪渓の下に埋まっていて、手探りというか、"足探り"。1%程度遭難も頭をよぎりました。そして、道が無いと思ったら、沢登り。黄色のペンキマークの大岩の重なった急な沢の岩よじ登りました。きつかったけど、ここも新山の登り同様面白かったです。ただ、連れがかなり疲れていたので、楽しんでばかりはいられませんでした。やっとの思いで登り切り、そこからは、河原宿まで、木道を淡々と歩きました。
結局、出発した登山口へ戻ったのは12時間後で、18時。個人的には楽しい登山でしたが、一緒に登る人のことも考えて、もう少し、余裕をもった計画が必要ですね。
- 施設の満足度
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5.0
- 利用した際の同行者:
- 友人
クチコミ投稿日:2021/08/07
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